作家井上ひさし、岩松了、俳優小沢昭一、風間杜夫、平田満、小野武彦、市原悦子、江波杏子、映画監督今村昌平、山田洋次、演出家つかこうへい、栗山民也、など、45年間に渡って親交いただいた、先輩、同輩、後輩の芸術家たちとの面白おかしいアーティストたちの記録です
つかこうへい劇団、入団試験の審査員やりました
審査員依頼の電話は、1996年当時、新宿・紀伊國屋ホール支配人だった金子和一郎さんからだった。「つかが、新国立劇場の中島プロデューサーにもお願いしてくれと言うもんでしてね」つかこうへい事務所に、知り合いがいない訳ではなかったが、金子さんはつ...
アングラの帝王「すまけい」ビビる!京都撮影所
すま「おう、中島、京都の太秦って、東京の役者が行くと、『俺たち京都の活動屋を舐めんじゃねえ!』とか『あの東京から来た、すまけいとか言う、役者、生意気だ!いっちょ締めてやるか』とか言って、いじめられるって聞いたぞ」中島「そうらしいですね」すま...
天才、井上ひさしとの仕事 その1(アイディアからプロットまで)
人気小説家であり、劇作家として数多くの傑作を残した井上ひさし氏との仕事は、面白くも、壮絶な日々の連続でした。プロデューサーと劇作家、劇団員と劇団座付作者、演劇界の大先輩と若輩者。様々な氏との関係から、11年間の劇団こまつ座での生活を振り返り...