作家井上ひさし、岩松了、俳優小沢昭一、風間杜夫、平田満、小野武彦、市原悦子、江波杏子、映画監督今村昌平、山田洋次、演出家つかこうへい、栗山民也、など、45年間に渡って親交いただいた、先輩、同輩、後輩の芸術家たちとの面白おかしいアーティストたちの記録です

宝塚音楽学校訪問記 舞台芸術における指導とパワハラ
「入学した生徒は、2週間、自衛隊で訓練を受けます」 「えっ、宝塚音楽学校に入学した女の子たちが、自衛隊で何の訓練を?」 日本初の国立の俳優養成所(新国立劇場演劇研修所)発足準備ため、私が宝塚音楽学校に伺ったのは研修所開設の1年前でした。 残...

井上ひさし先生との仕事、その2(台本が無いのにはじまった稽古)
「井上ひさし先生との仕事、その1」で、構想から執筆開始までの状況を書きました。 続きを書かなくてはと思いつつ、師の遅筆を真似したわけではありませんが、原稿が無いのに稽古が始まった地獄の日々を思い出し、辛く、苦しく、しばらく書くことを躊躇し...

セリフを忘れたら、プロの俳優はどうする?
映画やテレビの場合ですと、本番でセリフを忘れた場合でも、監督やディレクターが、「はい、カット!」と言って、最初からやり直します。 舞台の場合はお客様がいますので「すみません、もう1回最初からやり直します」という訳にはいきません。 どんなこと...

つかこうへい劇団、審査員やりました
審査員依頼の電話は、1996年当時、新宿・紀伊國屋ホール支配人だった金子和一郎さんからだった。「つかが、新国立劇場の中島プロデューサーにもお願いしてくれと言うもんでしてね」つかこうへい事務所に、知り合いがいない訳ではなかったが、金子さんはつ...

名優「すまけい」太秦ってイジメられるんだろ?
すま「おう、中島、京都の太秦って、東京の役者が行くと、いじめられるって聞いたぞ」 中島「そうらしいですね」 すま「そうらしいですねじゃねえよ、バカやろう、とにかくよ、京都行ったら、二人とも、ずっと頭を下げて、自分のつま先だけを見てような、わ...

井上ひさし先生との仕事 その1(アイディアからプロットまで)
人気小説家であり、劇作家として数多くの傑作を残した井上ひさし氏との仕事は、面白くも、壮絶な日々の連続でした。プロデューサーと劇作家、劇団員と劇団座付作者、演劇界の大先輩と若輩者。様々な氏との関係から、11年間の劇団こまつ座での生活を振り返り...